お供えの花としておすすめする「胡蝶蘭の7つの特徴」

大切な方へのお供え花、故人を偲ぶ気持ちを込めて、どんなお花を送ったらよいのか、迷われている方も多いのではないでしょうか。
代表的なお花としては、菊や百合をはじめ、トルコ桔梗、デンファレ、カーネーションなど、清楚な雰囲気のお花が様々ございますが、中でも「胡蝶蘭」は、お供え花として是非お選びいただきたいお花の一つです。

普段の生活の中で、もしかするとあまり馴染みのないお花かもしれない胡蝶蘭の、お供え花として優れた特徴を7つご紹介してまいります。

胡蝶蘭の特徴１：純白である

清潔、純粋、無垢を象徴する白。
白い花を贈るのは、故人の魂が穢れなく安らかに眠ることを願う意味があります。
純白で優しい丸みを帯びた花びらをもつ胡蝶蘭は、まさにお供えに相応しいお花です。

胡蝶蘭の特徴２：トゲや毒がない

殺生を連想するトゲや毒をもつ花は、お供え花としてタブーとされています。
トゲをもつ代表的な花としては、バラやアザミ、毒に関しては、ヒガンバナやチューリップがありますが、これらの花は、できればお供え花としては避けたほうが無難です。
胡蝶蘭にはトゲも毒もありません。

胡蝶蘭の特徴３：香りが少ない

お花の香りは好みが分かれるため、お花を贈る際には気を付けたいポイントですが、胡蝶蘭には香りがほとんどありません。

胡蝶蘭の特徴４：花もちが良い

鉢物は「根付く」という意味で、お供え花としてはタブーとされていますので、胡蝶蘭も切り花で贈ります。
胡蝶蘭は切り花にした場合でも、しっかり水揚げされていれば数週間もつとされ、他のお花より比較的花もちが良いお花です。
プリザーブドフラワーでも胡蝶蘭を選ぶことができます。ご遺族へお手間をおかけすることなく、長く美しさを保てるプリザーブドフラワーは、お供え花として大変喜ばれます。

胡蝶蘭の特徴５：花言葉の縁起が良い

蝶が羽を広げたような形をしている胡蝶蘭は、「幸せが飛んでくる」という良い花言葉があります。
その他にも、「尊敬」「発展」「あなたを愛している」など悪い花言葉が無いため、お供えだけでなく、結婚式や、開業開店祝いにも選ばれるお花です。

胡蝶蘭の特徴６：格式がある

胡蝶蘭は、花が咲くまで5年もかかると言われている貴重な花であり、様々な要因から、生産に非常に手間やコストがかかるそうです。
そのため、高価で特別な花であるイメージが強く、格式高い花という印象があります。
豪華な華やかさと品の良さを持ち合わせた胡蝶蘭は、故人への敬意を表す花として相応しいお花です。

胡蝶蘭の特徴７：宗教を問わない

キリスト教では、輪菊など仏教では一般的とされる和花は使用されることはあまりなく、カーネーションやユリなど、どちらかと言えば洋花が選ばれることが多いようです。
胡蝶蘭は洋花にも合わせやすく、宗教を問わず用いられます。